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2014/12/5:お酒にかかわるコラム

Whisky とWhiskey

過去5回にわたり、世界の五大ウィスキーについてお話してきましたが、この五カ国のウィスキーには、ちょっと面白いエピソードがあります。

S-WhiskyI-WhiskeyA-Whiskey
C-WhiskyJ-Whisky

上の5つ画像は、スコッチ・ウィスキー、アイリッシュ・ウィスキー、バーボン・ウィスキー、カナディアン・ウィスキー、ジャパニーズ・ウィスキーのラベルの画像です。
注目していただきたいのは、「ウィスキー」のアルファベット表記です。

スコッチとカナディアンとジャパニーズが「WHISKY」と表記してあるのに対し、
アイリッシュとバーボンの表記は「WHISKEY」となっています。
ジャパニーズ・ウィスキーは、基本的にスコッチ・ウィスキーにならっているだけなので、さておき、アメリカとカナダ、スコットランドとアイルランドという隣同士の国の綴りが異なり、スコットランドとカナダ、アメリカとアイルランドという遠く離れた国の綴りが同じ綴りです。

同じ「ウィスキー」の表記なのになぜこんなことが起こるのかというと…

これには移民が大きく関係していると言われています。
1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見して以来、時には宗教的理由で、時には貧困から、多くの西欧人、北欧人が、新天地を求めてアメリカ大陸へと移民してきました。
その移民の中でも、カナダへの移民はスコットランド(イギリス)人が多く、アメリカへの移民はアイルランド人が多かったようです。現にアメリカでは、アイルランド最大のお祭りである「セント・パトリックデー(詳しくはこちら→セント・パトリックデー)」を大々的にお祝いしますし。
その移民たちがそれぞれにウィスキー造りに多く携わったので、このような表記の違いが生じたようです。

では、そもそもスコットランドとアイルランドでは、なぜ表記が違うのかというと、これは単にスコットランドのゲール語とアイルランドのゲール語で表記が違ったようです。「ウィスキー」の綴りだけではなく、文法や他の単語にも違いがあるようで、「ゲール語」と一口に言っても地域差があったようです。

MM-WhiskyET-Whisky
ちなみに、メーカーズ・マークとアーリー・タイムスは恐らくイギリス系移民の方が、創設したのでしょう。綴りが「Whisky」ですから。

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